あなたの文章が伝わらない原因は”主張の書き方”【わかりやすい文章の書き方】

 

先日、ブログ記事を書くために、
キーワードでリサーチをしていた時、
とあるブログ記事の中にこんな一節が書いてありました。

 

「コピーライティングは楽しいです。皆んなやるべきです。」

 

一見、なんの変哲も無い文章に見えますが、

これは
「”自分の主張を相手に伝える文章”としてはどうだろう?」
と思ってしまいます。

 

なぜなら

「主張が曖昧だから」

です。

 

主張が曖昧になると、
何が言いたいのかわからない印象や
何か言ってるようで何も言ってない印象を与えたり
何も心に響かない文章になることで、
読者の混乱を招いたり、読者が離脱してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

今回は、

・読者を混乱させず、すっきり読むやすい文章にする
・伝わる文章を書くことでフォロワーを増やす
・相手の心に響く文章を書く

そのための「主張」の書き方について解説していきます。

 

自分の主張を伝える2つのパターン

文章を書くときに自分の主張を伝えるには、
大きく分けて2つのパターンがあります。

それは

・主観的主張
・客観的主張

です。

 

主観的主張とは

「私は嬉しいです。」
「私は怒っています。」
「お願いです。」
「買ってください。」

といったように自分の感情による主張のことを”主観的主張”と言います。

 

一方、客観的主張とは

「こういう事実がありました。」
「こういうデータがあります。」
「もっと意見を出し合うべきです。」
「5000円でこのメニューのコース料理です。」

といった事実やデータ、客観的に「~すべき」といったことなど、
第3者的視点で主張するときのパターンを”客観的主張”と言います。

 

主張には、この2つのパターンがあります。

文章を書くことは、
何かしらの主張が必ず入ります。

文章を書く時は、
自分はどっちの主張をしようとしているのかを確認しましょう。

 

2つのパターンの使い分け

パターンがあるということは、

”2つのパターンには目的があって使い分けがある”

ということです。

それぞれのパターンによって、
読者に与えるものが違うということです。

 

主観的主張を使う目的は

「読者を共感させる」

ことです。

 

ビジネス用語でよく使われる言葉で言えば、
”情緒的価値”と言われるものです。

 

読者の感情に訴えかけ、
対象の人に共感してもらいたい時に、
主観的主張を使うと効果的です。

そうすることで
自分の主張に共感してくれる人が自分のメディアに集まってくれます。

 

反対に、

客観的主張を使う目的は

「読者を納得させる」

ことです。

これは”機能的価値”と言われているものです。
客観的なデータや事実を用いるので、
読者は納得感を得ることができます。

 

「理解」と「共感」があって初めて読者は行動する

このように、
主観的主張は「共感」、客観的主張は「理解」
といったように役割が違います。

ここで、重要なことを言いますが、

 

人間というのは、

「理解」と「共感」があって初めて読者は行動します。

 

自分の記事にコメントが欲しい時、
商品を購入して欲しい時など

読者に何かしらの行動してもらうためには、
この両者を満たすことが大事です。

 

主観的主張ばかりの文章を書いていたら、
共感はしてくれますが、行動はしてくれません。

客観的主張ばかりの文章を書いていても、
納得はしてくれますが、これもまた、行動はしてくれません。

 

どちらもバランスよく満たすこと。

これがすごく重要です。

 

ここで1つ、多くの人が犯してしまう注意点があります。

多くの人は
これを知らずに何気なく文章を書いてしまうから、文章がぼやっとした印象になってしまいます。

 

主張は1つ。主観と客観は混ぜない

気をつけないといけない注意点は、
この記事の冒頭に話したブログ記事の一節です。

「コピーライティングは楽しいです。皆んなやるべきです。」

 

これは
「コピーライティングは楽しい」という主観的主張と
「皆んなやるべき」という客観的主張を混在させて書いています。

 

無意識に書いてしまいそうになりますが、
これだと主張がぼやけてしまい、

「感想なの?やれって言ってるの? どっち?」
「楽しいのはわかったけどなんで私もやるべきなの?笑」

という思われてしまいます。

 

”コピーライティングは楽しい”という主観的主張があるならば、
その主張のみで文章は完結させないといけません。

「え?それだけだと読者に何のメリットもないじゃないですか?」

と思いますが、
共感を与えることは情緒的価値を与えることなので、
それだけでも立派なコンテンツです。

そこに客観的主張は必要ありません。

 

もし、
”コピーライティングは皆んなもやるべき”
という主張もしたいのであれば、
別の記事や別のメルマガで書いた方が良いです。

 

ちなみにこの記事に関しては、
”主張は1つに絞って発信するべき”
という客観的主張をしています。

主観的主張は一切入れていません。

 

こんな感じで、
主張を1つに絞って、

「自分は読者に”共感”して欲しいのか?」
「自分は読者に”納得”して欲しいのか?」

これを決めてから文章を書き始めましょう。

そうすると、
文章の筋道が通り、
読者にすっきりした文章を届けることができるようになります。

主張を交えた文章構成の書き方については、
こちらの記事が参考になります。

これができないとダメ?説得力ある文章を書くための最も基礎的な型【話し方にも使える】

 

まとめ

主張には

・主観的主張→自分の視点や自分の感情を伝える主張
・客観的主張→事実やデータ、第3者的主張

という2つのパターンがあり、

「主張は混在させない。1つに絞る」

ということが大事です。

 

今回は以上になります。