説得力がない人の特徴と説得力を高める4つの方法【オススメ本も紹介】

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「あの人に言われても・・」
「なんか納得できないんだよな~」

職場の人間、テレビに出ているタレント、SNS、様々な場面でこのようなことを感じた経験はないでしょうか?

反対に
「この人が言うならそうしよう!」
「あの人の言葉にはなぜか納得してしまう」
と感じたこともあると思います。

その違いは一体なんでしょうか?


それは”説得力”です。

説得力は
他人の気持ちを変えることを可能にするため、
あらゆるコミュニケーションの場面において物事を有利に進めることができます。

「それはわかるんだけど、他人を説得するのは苦手・・」

という方に、
今回は説得力がない人の特徴と
説得力がある人になるための4つの方法を解説をします。

説得力がない人に多い4つの特徴

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ここでは説得力がない人の特徴について挙げていきます。

 

①客観的な事実(数字、データ)がない

説得力がない人は、
説得するための根拠が自分の感情や自分の過去の体験だけで、「データ」や「数字」といった”客観的”な根拠がないという特徴があります。

客観的な根拠がないと
主張に信憑性が感じられないため、
説得力を持ちません。

例えば、商品開発部の佐藤さんが
「こんなアプリを作りましょう!世の中はこれを求めています。」

と主張したとします。

熱意はわかりますが、
”世の中が求めている”といえる客観的な根拠がありません。

説得力がない人は、
感情や感覚で物事を話してしまいがちです。

 

②主観的な情報(自分の感情、体験)がない

上記では客観的事実がないからダメと言いましたが、”客観的事実だけ”というのも説得力がありません。

そこに自分の感情や体験がないからです。

頭の中にある知識だけを発言する人は
言っていることは正しいし、素晴らしいのですが、
「言葉が軽い」
「なんか薄っぺらい」
といった印象を持たれてしまいます。

たとえば、
イチローと野球観戦好きのおじさんの二人が
「野球は奥が深いスポーツです。」
と言ったとき、どちらに説得力を感じるでしょうか?

間違いなくイチローです。

それは野球に対して偉大な記録を達成するほど、長年野球にコミットしてきた経験があるからです。

本やネットで得た知識をそのまま相手に伝えたとしても、相手の心が説得されることは難しいです。

 

③話がわかりにくい

説得力がない人は話がわかりにくいです。

話がわかりにくくなる原因は
話の構成が上手くできていないからです。

特に多いパターンは
時系列のまま話をすることです。

「今日はこんなことがあって、お客さんと〇〇の話をして、するとお客さんからこんな質問をされて・・・」

時系列で話をされると聞き手は

「結局何が言いたいの?」
「で?結論は?」

と思ってしまいます。

このようにわかりにくい話をしてしまう人は
説得力に欠ける人だと言えるでしょう。

 

④自信がない

自信がない人は説得力があるとは言い難いでしょう。

なぜなら自信がないことで

  • 声が小さくなる
  • 猫背になる
  • 「えっと~」「あの~」などを多用してしまう

といった説得力に欠ける言動をしてしまうからです。

例えば就職面接の場面で
自信なさげにボソボソと猫背で話す人と
自信のある表情でハキハキと話す人では
どちらが採用されやすいでしょうか?

後者です。

就職面接は面接官に「君を採用したい!」と思わせることなので説得力がモノを言います。

これは話すときだけでなく、
文章においても同じです。

自信がない文章は相手に伝わります。

自信がないと相手の気持ちを動かすことはできません。

 

説得力のある人になる4つの方法

ここからは
説得力のある人になる4つの方法について解説します。

①主観的情報と客観的情報、どちらも述べる

情報には主に2種類あり、主観的な情報、客観的な情報があります。

どちらか一方を話すのではなく、
両者を入れ込んで話をすることで説得力のある話ができます。

主観的な情報とは

  • 自分の体験
  • 感情
  • 意見


客観的な情報とは

  • 本やネットで得られる知識
  • 数字、データ、統計など
  • 他人の感情、意見


たとえば、
オススメのゲームを紹介したいときを考えてみます。

「このゲームは、奥が深くて
やればやるほど面白いんです。
すごくハマってしまいました。」

これは自分の体験に基づいた主観的な情報です。

自分の体験を話すことで
読み手にリアルな面白さを伝えることができます。

この主観的な情報に合わせて
「このゲームは新作が出る度にいつもランキングで一位になります。今までの累計販売数は1億を超えます。」

といった客観的な情報を盛り込むことで
より説得力が高まります。

特に主観的情報というのは、
自ら行動して体験する必要があるという意味でラクではないかもしれません。

ですが、
自ら体験した情報を盛り込むことは
説得力を持たせるという意味で大きな力を発揮します。

主観的情報と客観的情報どちらも盛り込むようにしましょう。

 

②相手が理解しやすい「型」で伝える

説得力を持たせるためには、
相手がスムーズに理解ができ、納得感が得られるよう話の順番を構成することが大事です。

これは決して難しくないです。

「型」を覚えればオッケーです。

その型はこちら。

  1. テーマ
  2. 主張
  3. 根拠①
  4. 根拠②
  5. 根拠③
  6. 結論


人間の脳は以下のような「型」で伝えられると
納得してしまうように作られています。


詳しい解説は
こちらの記事で紹介しているので読んでください。

これができないとダメ?説得力ある文章を書くための最も基礎的な型【話し方にも使える】

 

③自信を持って伝える

話をするとき、文章を書くとき、自信を持って伝えることを意識しましょう。

相手に伝わる印象はそれだけで変わります。

話をするときには、
”背筋を伸ばして胸を張って話す”ことが大事です。

心の状態が姿勢に与えることは多くの人が知っていると思いますが、
姿勢によって心の状態も変わります。

姿勢を良くするだけで、
自信があるように見えます。

文章を書くときには
”言い切る”ことを意識してください。

「多分そうだと思います。」
と書くのではなく、

「そうです。」
と言い切ることで自信を感じさせることができます。

”言い切る”のは怖いし、勇気が必要です。

ですが、
はっきりと断言することで
相手に迷いなく情報が伝わります。

自信を持って伝えることを意識しましょう。

 

④社会心理学の知識を利用する

社会心理学の知識を利用することで
説得力のある話や文章を作ることができます。

社会心理学とは
個人行動や集団行動などにおいて、
人がどのように影響され、行動するのかを研究する学問です。

社会心理学の中でも「説得」に有効なものは
以下のものが挙げられます。

  1. 返報性
    先になにかを与えることで「お返ししないといけない」という心理

    応用例:日頃から人のために行動すると、いざというとき自分のために動いてくれる

  2. 権威
    ある分野で優れている人、権力を持つ人の話は思わず信じてしまう心理

    応用例:権威ある人の言葉を引用する

  3. コミットメントと一貫性
    人間は一度「YES」と答えると、それを維持しようと働く心理

    応用例:相手にYESと答えざるを得ない質問をする(お金持ちになれるならなりたいと思いませんか?)

  4. 希少性
    数が少なく貴重であることを示すことで欲しいと思う心理

    応用例:情報やモノに対して「これは他では得られない」ことを伝える

  5. 社会的証明
    みんながやっていることを伝えると「自分もやらなきゃ」と感じる心理

    応用例:多くの人がやっている、持っていることを伝える

 

話や文章の中にこれらを盛り込めないか考えてみましょう。

 

説得力を身につけるためのオススメ本

ここからは説得力を身につけるのにオススメの本を2冊紹介します。

この2冊を読めば、
説得力に関する知識はかなりレベルの高い人になれます。

 

オススメ本①「影響力の武器」

 
 

先ほど「④社会心理学の知識を利用する」で解説した説得に有効な5つの心理法則はこちらの本を参考にしています。

この本は
セールスライターの必読書として
長い間読まれ続けているベストセラー本です。

これはチャルディーニという社会心理学者が、
あらゆるセールス、交渉、広告、宗教などにおける
承認誘導やテクニックを考察し、
人が説得されてしまう心理的な原理についてまとめられた本です。

たとえば
・全く売れない宝石屋が価格を倍にした途端、完売した理由
・レストランでお客さんにアメを渡すタイミングで満足度が変化理由
・通販番組で一言文言を変えただけで売上が爆上がりした理由
・人が好意を抱く3つの理由

など興味深い豊富な実例をもとに書かれています。

説得力を高めたいという方は、
読む価値アリの本です。

 

オススメ本②「言葉にできるは武器になる」

 

人と話をしていて
「なんて説明したらいいのかわからない。」
「とっさに意見を聞かれてうまく答えられなかった。」
という歯がゆい経験をしたことはないですか?

その理由は
”内なる言葉が鍛えられてないから”だとこの本の著者は言っています。

言葉には
”内なる言葉”と”外向けの言葉”
の2種類があります。

内なる言葉とは、
考え事をしているときに
頭のなかに浮かんでいる言葉のことです。

外向けの言葉とは、
人と話すときに使う言葉のことです。

多くの人は外向けの言葉を磨こうとしますが、
それだけでは、自分の考えや意見をうまく伝えることはできません。

内なる言葉をどれだけ鍛えられるかが大事です。

本書ではジョージアの「世界は誰かの仕事でできている。」やタウンワークの「その経験は味方だ」等のコピーライティングで知られる著者によって、内なる言葉を鍛える方法が書かれています。

 

内なる言葉を自在に扱えるようになると、
・人を動かすことができ、仕事やプライベートで良好な関係を築ける
・自分の言いたいことをシンプルに伝えることができる
といったことができるようになります。

こちらもオススメなのでぜひ読んでください。

 

まとめ

説得力がない人の特徴と
説得力を高めるための方法について解説しました。

説得力があれば
”他人の気持ちを変える”ことができるようになります。

どんどん鍛えていきましょう。