
- 許せない人がいる。この気持ちはどうしたら解消できる?
- 許せない人をどう許したらいい?
嫌がらせをする人、鼻につく人、裏切り者、偏見を持つ人。
このような人と出くわすことで、許せない気持ちになることがあります。
許す気持ちが大切なことは、頭では理解してますが、
「なんで自分だけ我慢しなきゃいけないの?悪いのは向こうでしょ。」
と思ってしまいます。
僕も過去に、このような気持ちになったことが何度あるか…。
今回は、そんな時の対処法を紹介します。
目次
対処法「許しても許さなくてもいい。何もせず時間の経過を待つこと」

結論から言います。
「許しても許さなくてもいい。何せず時間の経過を待つこと。」
これだけです。別に許さなくても構いません。
今こそテレサ・テンの名曲を思い出しましょう。
“時の流れに身をまかせる”ことです。
そう考える理由は、3つあります。
「仕返し」は時間が進むにつれ、後悔が現れる
まず1つ目。
許せない人に対して仕返しをすれば、時が進むにつれ後悔が現れるからです。
許せない気持ちが募ると、
半沢直樹よろしく、倍返しをしたくなります。
倍返しをすることで、
確かにその場はスカっとした気持ちになるかもしれません。
ですが、後に残るのは後悔です。
「あそこまでやらなくてもよかったな。」
「一時の感情でやってしまったけど、自分って小さい人間だな。」
と自分を責めるようになります。
仕返しは、のちに自分のセルフイメージを下げるような形で返ってくるのでやるべきではありません。
何をしても相手は変わらない
2つ目の理由は、何をしても相手を変えることはできないからです。
どんなに説教しても、
相手を自分と同じ考えにさせることはできません。
思い通りに扱うこともできません。
どんなに許せない人がいてもその事実は変わらない。
もちろん指導や助言はできますが、変わらないからといって頭を悩ませる必要もなければ、自分を犠牲にする必要もありません。
もし相手が変わることがあるとしたら、
それは、変わった自分を見た時だけです。
影響力を持った自分になることで、
初めて相手が変わる可能性があります。
そう考えると、フォーカスすべきは相手ではなく自分です。
相手を変えることに重点を置くのではなく、
どうやったら相手に伝わる自分になれるのかを考えましょう。
あなたの”当たり前”は、相手にとっての”当たり前”ではない
3つ目の理由は、
あなたの”当たり前”は、相手にとっての”当たり前”ではないからです。
あなたが相手を許せない気持ちになるのは、何かしらの理由があると思います。
それと同じで、
相手も何かしらの理由があって、あなたにアクションを起こしています。
もしかしたら、自分なりの”正しさ”を伝えたいだけかもしれません。
もしかしたら、自分の”弱さ”を隠そうと必死なのかもしれません。
もしかしたら、あなたに”嫉妬”しているもかもしれません。
100%悪意を持って、あなたを攻撃する人はいません。
自分視点でみれば、確かに許せない気持ちになると思います。
ですが、相手は全く違うロジックで生きています。
自分と相手の当たり前は違う。
これを理解しておくことで、
許せない気持ちが暴走することはなくなります。
許せない気持ちになったら息抜きしましょう

許しても許さなくても構いません。
何せず時間が経つのを待つことが賢明です。
許せない気持ちは短期的なものです。
短期的な感情のために仕返しをして、
のちに後悔するのは自分です。
もし許せない気持ちになった時は、
息抜きが大事です。
自分の好きなことをする。
自然に触れる。
読書をする。
心が落ち着くような息抜きをしましょう。