努力できない人が楽しい人生を送れない3つの理由【結果を気にしない努力は人生を楽しくする】

「努力したいけど行動できない」
と悩んでいる人がいれば

「努力を美徳とする風潮ってなんか嫌い」
と思う人もいるように

”努力”に対して好意的な人もいればそうでない人もいます。

 


僕自身の意見としては

「努力は報われる報われない関係なしにした方がいい。」

と思っている立場です。

そう思う理由は3つあります。

それがこちら。

  1. 脳が幸福感を感じるメカニズム(脳科学視点)
  2. 人間の根源的欲求(哲学的視点)
  3. 時代を超えて生き残った生物の特徴(生物学的視点)

 

今回はこの3つを詳しく解説し、

努力することで
楽しい人生、面白い人生、幸福感を感じる人生が得られるという話をしてきます。

「行動したいけどできない」
という方のモチベーションアップに繋がれば良いなと思いますし、

「努力なんて報われないから意味がない」
と思っている方も今一度考えてみるキッカケになれば良いなと思います。


※この記事で話をする”努力”は
「好き嫌い関わらず、自分の目標や願望を達成するために”一生懸命行動する”こと」
と定義します。

野球が好きだから毎日一生懸命練習したい。
勉強は嫌いだけど目標達成のために頑張る。

どちらも同じ”努力”として進めていきます。

 

 

報われる、報われない関係なく努力をした方が良い3つの理由

脳が幸福を感じるメカニズム(脳科学的視点)

努力をした方が良い1つ目の理由は脳の認識の観点から説明できます。

人間の脳が”楽しい”と感じるパターンは2つあります。

それは

  1. 経験の自己
  2. 記憶の自己

の2つです。

言葉だけ聞いても意味がわからないので説明します。


「経験の自己」=今を楽しく感じる

「記憶の自己」=過去を振り返って大変だったけど良かった、楽しかったと感じる

 

具体的な例で説明すると

経験の自己は

・遊園地で遊ぶ
・映画を観る
・居酒屋で友人と飲み会をする

といったように今この瞬間を楽しようなことを言います。

一方、
記憶の自己は

・昔、海外に行って道に迷って大変だったけど、今思えば良い思い出
・高校時代死ぬほど練習してキツかったけど、楽しかった
・一生懸命勉強したけど受験に落ちた

といった過去の出来事を振り返って

「あ~あの時は大変だったし辛かったけど、今思えば良かったな~」

と思うことのことを記憶の自己といいます。

 

人間が楽しいと感じるパターンはこの2つですが、
この2つには優劣が存在します。

 

どんな優劣かというと

「”記憶の自己”の方が鮮明で脳は幸福感を感じる」

ということです。

 

今この瞬間も楽しむことよりも、
過去大変だったけど今思えば楽しかった、
という経験の方が脳は幸福に感じるように作られています。

 

つまり、
自分の目標、なりたい自分、理想の現実といったなにかに向かって、
努力をしたという経験そのものが後々になって幸福感を与えてくれます。

達成したかどうかは関係ありません。

 

もちろん、
”記憶の自己”だけだとずっと今が辛いかもしれないので、
ほどほどに”経験の自己”を味わうことも大切ですが、
優先すべきは”記憶の自己”です。

 

人間には「ピークエンドの法則」という心理が働いています。

”終わりよければすべてよし”

という意味ですが、

映画やストーリーは最初どれだけつまらなくても、
最後が良ければその映画は良いものと人は判断します。

 

”記憶の自己”はそれに近い心理が働いているということです。

「今は大変だしキツいけど頑張る」

この経験が後々人間に幸福感を与える。

これが努力をした方がいい1つ目の理由です。

 


続いては2つ目、
哲学的な視点からみていきます。


哲学は決して現実とかけ離れたものではなく、
”本質を求める”という意味で現実を生きる武器を与えてくれます。

哲学的な視点から努力をした方が幸福になれる理由について説明していきます。

 

人間の根源的欲求(哲学的視点)

努力する人、しない人、
仕事が大事な人、家族が大事な人
ボランティアをする人と犯罪を犯す人

どんな人であれ、
人間であれば共通して持っている欲求というものがあります。

それは

「より良い人生を生きたい」

ということです。

 

では、「より良い人生」とは何か?

それは「苦を減らして快を増やす」ということです。

 

異性にモテたいと思うのは快を増やしたいからです。
健康のためにジョギングするのは病気による苦を減らしたいからです。

お金で言えば、
最低限のお金を稼ぎたいと思うのは苦を減らしたいから。
それ以上のお金を稼ぎたいと思うのは快を増やしたいからです。

 

美味しいものを食べたいのは快を増やしたいからです。

ここで考えてみて欲しいのですが、
美味しいものを食べたいからと思って
超高級なカウンター8席しかないお寿司屋さんに今から行けますか?

おそらくほとんどの人はいけないと思います。
なぜならお金が払えないから。

 

でも、
お金が払えないからといって、
お寿司屋さんの大将に「500円にしてくれない?」と
お願いしても聞き入れてもらえるわけがありません。

 

当たり前の話ですが、
そこには「現実世界の制約」があります。

この世界は願ったら叶うものではありません。
もっと残酷な世界です。

 

苦を減らして快を増やすには
「現実世界の制約」という壁をクリアしなければなりません。

「マッチョになりたい」
「料理が上手になりたい」
「ホームランが打てるようになりたい」

どんなことでも同じです。

 

その壁をクリアするための方法はたった1つしかありません。

それは「自分が変わる」こと。

変わるためには「行動すること」

それだけです。

 

高級なお寿司屋さんに行ける自分に変わること。
料理が上手になる自分に変わること。
ホームランを打てる自分に変わること。

自分を変えないかぎり、
苦を減らして快を増やすことはできません。

 

自分を変えることができた人ほど、
より大きな事を成し、多くのものを手に入れます。

行動しない人は何も変わらない、
もしくは自分を変えた人に追い抜かれ、
相対的に見て今まで以上に何かを入れる事が困難になります。

 

そして

”行動すること”が
今回の記事で”努力”と呼んでいるそのものになります。

 

世の中で

・法律やモラルに反する
・犯罪に手を染める
・他人から搾取する、他人を傷つける

このような行動をする人は
”自分を変える事をせず”苦を減らして快を増やそうとする人です。

そのやり方は決して自分を幸福にするものではありません。

 

お金や時間をかけてでも
自己投資して自分を変える行動をすること。(=努力)

それでもし仮に、
欲しい結果が得られなかったとしても、
自分を変える行動をしたことで間違いなく自分自身は変わっています。

行動を続ければ結果は自然とついてきます。

それが
「より良い人生を生きたい」という
根源的欲求に従った人間らしい生き方
につながっています。

これが人間の本能から見た努力が人生を幸福にする2つ目の理由です。

 

最後は生物学的な視点から努力をした方が良い理由を解説していきます。

 

 

時代を超えて生き残った生物の特徴(生物学的視点)

人間含め
どんな生物にも共通する本能があります。

それは”生き残りたい”という本能です。

 

時代によって様々な天変地異があり、
その度に生物は自然淘汰の圧力を受けます。

その淘汰圧に打ち勝ち、上手く適応してきた生物だけが
今この時代に生き残っています。

なぜ適応できたのかというと

”時代に合わせて自分を変化させてきた”

からです。

 

僕ら人間も生物の一種です。

時代に合わせて自分を変えていかなければ、
淘汰圧を受け滅んでしまいます。

 

これは天変地異などの外的変化だけ出なく、
人間社会の時代の流れも同じことです。

この淘汰圧に負けてしまうと
人生が生きづらいものになってしまい、
幸福な人生を生きられなくなってしまいます。

 

時代に合わせて自分を進化させることができる人間だけが、
生き残り、幸福な人生を生きることができます。

そのためには”努力”するしかありません。

これが努力をした方がいい3つ目の理由です。

 

結果を気にせず、なりたい自分に向かって努力するプロセスが人生の楽しさを生む

以上、
報われる、報われない関係なく努力をした方が良い理由について解説しました。

3つを簡単にまとめます。

1.脳が幸福感を感じるメカニズム(脳科学視点)

脳が楽しいと感じるのは2パターンあり、
それは「経験の自己」と「記憶の自己」の2つ。

そして、「記憶の自己」の方が脳は幸福感を感じる。

だから今はキツい、辛いかもしれないが、
目標に向かって頑張ることは結果云々に関わらず、
後々になって大きな幸福感を得られる。

2.人間の根源的欲求(哲学的視点)

人間は根源的に「より良い人生を生きたい」という欲求がある。
より良い人生とは「苦を減らして快を増やす」こと。

これを実現するためには、現実世界の制約があり、
「自分が変わる」しか制約を取っ払うことはできない。

しかし、
自分を変える行動をした人間は
より大きなことを成し、多くのものを得られる
という意味で楽しい人生を得られる。

 

3.時代を超え、生き残った生物の特徴(生物学的視点)

今まで生き残ってきた生物は、
自然淘汰の圧力に耐え、変化に適応してきた生物しかいない。

人間社会も同じで、時代の流れに適応していくには、
自分を変化させないといけない。

時代の流れに取り残されると
生きづらい人生になり、楽しいとは思えない人生になる。

 

これら3つから導かれる結論は

「結果を求めず、なりたい自分に向かって努力するプロセスが人生の楽しさを生み出す」

ということです。

 

多くの人は結果を求めすぎて
結果が得られないとネガティブになりますが、
確かに結果も大事です。

結果も大事ですが、
プロセスはもっと大事です。

綺麗事ではなく、
今回話した内容を読めば理解できると思います。


「プロセスそのものに価値がある」ということが。

 

今回は以上です。