こんにちは。KAIです。
「コミュニケーション能力を上げたい。でもどうしたらいいの?」
と思っている方は、少なくありません。
相手との会話で、このような不都合を感じたことがあると思います。
そこで今回は、コミュニケーション能力を向上させる方法を紹介します。
具体的には、以下の順番で解説します。
これを読んだ後からすぐに始められる方法もあり、タメになると思うので、ぜひ参考にしてください。
目次
コミュニケーション能力を向上させるメリット
コミュニケーション能力を向上させることは、以下のようなメリットが得られます。
- 会話が続かない悩みがなくなり、会話が楽しくなる
- 人間関係での摩擦がなくなる
- 相手が心から求めていることがわかる
- 人にわかりやすく、面白い話ができる
- 自信が持てる
- 仕事でも成果を出せ、収入が上がる
- 恋愛でも好きな異性をパートナーにできる確率が上がる
「人生は人間関係で決まる」と言われますが、コミュニケーション能力は、良好な人間関係を構築するのに、極めて重要な役割を担っています。
では、コミュニケーションが高い人、低い人では一体何が違うのでしょうか?
それぞれの特徴を見ていきましょう。
コミュニケーション能力が低い人の4つの特徴
コミュニケーション能力が低い人の特徴について解説します。
4つあります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
特徴①相手の話を聞いていない
コミュニケーションが苦手な人は、相手の話を聞けていない場合が多いです。
「自分の話で精一杯…」
「相手の話を聞く余裕がない…」
「とにかく自分の話をしたい。」
このような理由で、相手よりも自分に重きを置いてしまっているのが特徴です。
結果的に、相手のことを理解できないままでいるので、
- 相手に伝わる言葉で説明ができない
- 相手が何が好きで、どんな話を望んでいるのかわからない
といったことが起きてしまいます。
相手の話を聞いていないというのが1つ目の特徴です。
特徴②自分の話ばかりしてしまう
コミュニケーションが苦手な人は、会話の際に、ついつい自分の話ばかりしてしまいます。
それでは相手が疲れてしまうし、会話してても楽しくありません。
なぜ自分の話ばかりしてしまうのかというと
・会話が途切れた時の沈黙の間が怖い
・承認欲求が強く自慢話ばかりしてしまう
・相手に興味がない
・相手を楽しませようと空回りする
といったことが挙げられます。
会話で相手を楽しませようと思うなら、
自分の話ばかりするのではなく、相手に楽しく話してもらうことに重点を置くと、コミュニケーションが改善するかもしれません。
特徴③話がわかりにくい
コミュニケーション能力が低い人は、わかりやすく話を伝えることが苦手です。
ついつい必要のない説明を付け加えたり、複雑に話をしてしまうことがあるからです。
途中から何を言っているのかがわからなくなったり、
「それで結局何が言いたいの?」
「結論は?」
などと言われてしまうことが多くあります。
これもコミュニケーション能力が低い特徴の一つです。
特徴④知っている言葉(ボキャブラリー)の数が少ない
知っている言葉の数が圧倒的に少ない。
これもコミュニケーション能力が低い人の特徴の一つです。
例えば、英語が全く話せない人が海外に行ってコミュニケーションが取れるかといえば無理ですよね。
言語を知っていないと「聞く」ことも「伝える」こともできません。
ですが、英文法などはさておき、英単語の意味を沢山知っていれば、
知っているキーワードをつなげてなんとなく意味は理解できると思います。
僕も英語は苦手なのですが、
大学受験の時に勉強した英単語の記憶がまだ残っていたので、
この間海外に行った時には、
なんとなく現地の人とコミュニケーションをとることができました。
これは日本語でも一緒で、日本語の知っている単語が少なければ、
相手の話が理解しにくくなったり、何を言っているのかが理解できなかったりします。
自分の話をするときでも、表現が乏しく自分の伝えたいことが、うまく伝わらなかったり、誤解をされることもあるでしょう。
では次に、コミュニケーション能力が高い人の特徴を見ていきましょう。
コミュニケーション能力が高い人の4つの特徴
次には、コミュニケーションが高い人の特徴を紹介します。
コミュニケーションが高い人には、大きく4つの特徴があります。
1つずつ解説します。
特徴①相手の話をよく聞いている
コミュニケーション能力が高い人は、相手のを話をよく聞いています。
これは”傾聴”と呼ばれたりもします。
コミュニケーション能力が高い人というのは、とにかく話が上手で面白い・・
こういうイメージを持っていると思いますし、実際そうなのですが、
それ以上にコミュニケーション能力が高い人はとにかく相手の話をよく聞いています。
相手の話をよく聞き、深堀りし、相手のことを理解しようとします。
特徴②自分が話す割合、相手が話す割合のバランスが上手
コミュニケーション能力が高い人は”聞き上手”と言われることが多いです。
それは会話の際に自分が話す割合と相手が話す割合のバランスの取り方が上手だからだと思います。
およそではありますが、
相手の話 7 : 自分の話 : 3
ぐらいのバランスで会話をしている傾向にあります。
相手の話に重点が置かれていますよね。
特徴③結論から話をしている
コミュニケーション能力が高い人は、結論から話をします。
まず、主張や全体像などを話をして、相手に目的を理解してもらって、
その後に具体例などを説明していきます。
特に仕事の場合は限られた時間の中で成果を上げないといけないので、
ダラダラとわかりにくい話をするのは相手の時間を奪ってしまうことにもなりかねません。
コミュニケーション能力が高い人はなるべく短い時間で、わかりやすく「報・連・相」を行い、効率的で効果的な会話をしています。
特徴④知っている言葉(ボキャブラリー)の数が多い
コミュニケーション能力が高い人は知っている言葉の数が圧倒的に多いです。
先ほどの「コミュニケーション能力が低い人の特徴」の所でも触れましたが、
英単語を多く知っていれば、外国人とのコミュニケーションができるようになります。
日本語も同じで、どれだけ言葉を知っているかが「聞く」「話す」のクオリティを左右します。
これもコミュニケーション能力が高い人の特徴ですね。
コミュニケーション能力を向上させる4つの方法
コミュニケーション能力を向上させる方法として、
世の中では沢山のテクニック(例えばミラーリング)があります。
ですが今回は、そのようなテクニックは置いておいて、ここでは土台となる基礎の部分だけ話をしていきます。
いくらミラーリングで相手の動きを真似した所で、
きちんとした基礎ができていないと意味がありません。
逆に基礎を押さえていれば、テクニックも効果的に使うことができるので、まずは基本を押さえていきましょう。
ちなみに、コミュニケーション能力を向上させるのにオススメの本を別記事で紹介しているので、興味ある方は参考にしてみてください。
コミュニケーション能力を向上させるおすすめの本【人生の質が上がります】
方法①神経を自分ではなく、相手に集中して話を聞く
まずは自分の話ではなく、相手の話を集中して聞くことです。
自分が次はなにを話そうとか考えていると
相手の話を聞くことがおろそかになってしまいます。
そうではなく、相手の話をしっかり聞くこと。
自分が何を話そうとか考える必要はありません。
とにかく相手の話をよく聞くこと。
そうすれば逆に相手に興味を持って色々な質問が勝手に浮かび上がってくると思います。
それでも思い浮かばなかったらこの手を使ってください。
方法②5W1Hを使う
5W1Hとは
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
を意味する言葉です。
相手の質問に対して、これらを使って深堀していくということです。
たとえば、
相手の人が「最近ダイエットして痩せたんだよ」と話してきたとします。
これに5W1Hで深堀りすると
- Who(だれが)⇨誰かと一緒に運動したりしましたか?
- When(いつ) ⇨いつから始めたんですか?
- Where(どこで) ⇨どこかジムとかに行ったりしたんですか?
- What(何を) ⇨何をしたらそんなに痩せたんですか?
- Why(なぜ) ⇨なぜダイエットしようと思ったんですか?
- How(どのように) ⇨どんな方法で痩せたんですか?
どんな会話でも5W1Hのどれかは確実に使えます。
このように相手の話を深堀りしていくと、相手も「興味を持って聞いてくれる」と言う印象を与えることができ、
好意をもらえる可能性も高まります。
方法③PREP法を使う
人に話をする時、PREP法を使うと、わかりやすく伝えることができます。
PREP法とは
- P(Point):結論、主張
- R(Reason):理由、根拠
- E(Example):具体例
- P(Point):結論、主張
この流れで話をする技法のことです。
なぜこの方法で話をすると伝わりやすいのか?
なぜなら人は結論から話をされた方が全体像や目的がわかって、その後の説明も理解しやすくなるからです。
具体例を挙げてみましょう。
- P(Point)
「”ミラーリング”を使うと人から好意をもらいやすくなります。」 - R(Reason)
「なぜなら人間には”類似性の法則”という、自分と似た人に対して親近感や好意を抱きやすい心理を持っているからです。」 - E(Example)
「例えば、相手が飲み物を飲もうとしたら自分も飲む。相手が笑ったら笑う。といったように相手と同じ動作をすることです。」 - P(Point)
「これがミラーリングです。ぜひ使ってみてください。」
これは文章を書くときにもかなり使えます。
なので、相手に何かを伝える時は、是非PREP法を使ってみてください。
僕も重宝して使ってるのでオススメです。
※ちなみにPREP法の解説はPREP法を使って説明しています。
説明もスッと入ってくる感じがありませんか?(笑)
わかりやすく伝える方法は、こちらの記事でも解説しているので、参考にしてください。
「伝わらない話」を「伝わる話」に劇的に変える5つの方法【簡単です】
方法④知っている言葉の数を増やす
コミュニケーション能力を向上させるには、知っている言葉の数を増やすことです。
言葉を増やすのに一番有効な方法は
「文章を読む」
ことです。
文章に触れることで知らなかった言葉を知ることができるし、
知識も増えるので、
かなりオススメです。
漫画、小説、ビジネス本などの読書でも良いですし、
スマホでネットのコラム記事を読むでも、
好きな人のメルマガを読むでもオッケーです。
最近ではYoutubeなど動画を観る機会の方が多いかもしれませんが、
なるべく文章に触れることが重要です。
なぜかというと文章だとわからない言葉が出てきたり、
文章が理解できなかったらすぐに言葉の意味を調べたり、
もう一回読み直したりができるのですが、
動画だと意外とスルーしてしまいがちです。
「なんか今よくわからなかったけどまあいいか」みたいな感じで。
だからなるべく文章が良いでしょう。
コミュニケーション能力が高い人は、文章を読む量が圧倒的に違います。
毎日の空き時間でいいので、文章に触れる機会を増やしてみるとかなりコミュニケーション能力が向上します。
すぐに効果が出るわけではありませんが、
これを半年、1年続けるだけで、
見える景色がだいぶ変わってくるのではないかと思います。
まとめ
コミュニケーション能力は「相手を理解すること」「自分を理解してもらうこと」です。
そのために「話す」「聞く」といった能力を高めていくことが重要です。
そのための方法を今回ご紹介させて頂きました。
コミュニケーション能力を向上させる方法は、NLP(神経言語プログラミング)、セミナー講座、心理学、書籍など世の中に沢山存在しています。
自分に合ったやり方をチョイスしてもらうのが一番良いと思いますが、
今回の記事が少しでも役に立っていれば幸いです。
ぜひコミュニケーション能力を向上させて、人生をより良くしていきましょう。