話が噛み合わない人とコミュニケーションを円滑に行う方法【会話の基本ルールを解説】

「職場で話が噛み合わない」
「彼氏彼女と会話が噛み合わない」
「子供と理解し合えない」
という悩みを持っている方へ

「話が噛み合わない相手とコミュニケーションをする際の対処法」
「円滑にコミュニケーションを行う方法」

について解説していきます。

どんな相手と話をするときも
踏まえておくべきコミュニケーションの大前提があります。

これをしっかり理解しておけば、
ミスコミュニケーションが圧倒的に減り、
人間関係の摩擦も減らすことができます。

 

今回の記事では
コミュニケーションの原理原則を紹介します。


仕事、男女関係、家族、友人・・
すべての人間関係に使える知識なので参考にしてみてください。

 

まずは話が噛み合わない相手の特徴について挙げていきます。

 

話が噛み合わない人の特徴

 

知っている言葉の数(ボキャブラリー)が少ない

話が噛み合わない人は理解力が乏しいと言われることが多々あります。

それは事実だし、ネットや書籍でも頻繁に言われていることです。

それは表面的なことで、もう少し深堀りして
「なぜ理解力が乏しいのか?」
と考えてみると

その原因は
”知っている言葉(ボキャブラリー)が圧倒的に少ない”
ことにあります。

 

これは英語に置き換えて考えてみるとわかりやすいです。

知っている単語が多ければ多いほど、
意味をつなげて「あ、これはこういう意味だな」と
理解することができます。

ですが、
知っている単語が少なければ少ないほど
それに比例して話も理解できなくなります。

これが日本語同士の会話でも起きてしまうのです。

 

話が噛み合わない人は
英語ほど極端に理解できないわけではありませんが、
曖昧な理解しかできず、

「あれ、そんな話あったっけ?」
と言ったり、

「なんとなく理解できた」
と言って実はまったく理解できていなかったりします。


話が噛み合わない相手はボキャブラリーが少ない。

これが特徴の1つです。

 

言葉の定義を間違えている

話が噛み合わない人の2つ目の特徴は
「言葉の定義を間違えている」ことです。

 

例えば「幸せ」という言葉の定義、意味を考えてみます。

これはかなり抽象的な言葉で
人によって定義の数も数え切れないくらい存在します。

「家族と穏やかな生活をすること」
「仕事で成果をだし、出世すること」
「お金持ちになること」
「異性にモテること」

など、
人それぞれ幸福という言葉がイメージするものは違います。

 

どれも間違いではありませんが、人の数だけ定義は無限に存在します。

「幸福とは家族と穏やかに生活をすること」と定義しているAさんと
「幸福とは仕事で成果を出し、出世すること」と定義しているBさんが

「幸福」というワードを使って会話をすると
ほぼ間違いなく話が噛み合いません。

 

同じ「幸福」でも定義している意味は
真逆に近いこともあります。

こんな感じで、
言葉の定義が違うとミスコミュニケーションが起こるのですが、

話が噛み合わない人は
言葉の意味、定義に関して間違った理解をしています。

 

仕事であれば業界によって専門用語などがあります。

ベテラン社員が専門用語を使って新入社員に説明をしても、
新入社員が言葉の定義を間違えていたら伝わりまりません。

そもそも
1.1 知っている言葉の数(ボキャブラリー)が少ない

のように言葉を知らない可能性もあります。

これが話が噛み合わない人の2つ目の特徴です。

 

常に自分の意見が正しいと思っている

話が噛み合わない人の3つ目の特徴として、
「自分の意見が絶対的に正しいと思っている」
という特徴があります。

自信過剰な人に多い傾向にありますが、
自分の意見が常に正しいと思っているので、
他人が何を言おうと話を受け入れません。

 

このようなタイプの人間は
自分と同じ意見の人は歓迎しますが、

反対意見に関しては否定し批判する
もしくはそもそも話を聞く気すらありません。

 

批判してくる人や話を聞こうとしない人と
話が合うはずはありません。

特に年配の方に多い傾向にあります。

これが話が噛み合わない人の3つ目の特徴です。

 

誤解を与える話し方をする

話が噛み合わない人の4つ目の特徴は
「人に誤解をさせる話し方をする」
特徴があります。

 

基本的に話をする時は、
結論や目的、全体像から話を始めると
相手に伝わりやすいのですが、

話が噛み合わない人は、
結論を後回しにして、
前振りから話はじめるので
ポイントが掴みにくい話し方になります。

そうすると
聞き手は間違った理解をしてしまうのです。

このように話の組み立てが上手じゃない人も
話が噛み合わない人の特徴になります。

 

※自分の話し方についてあまり自信がないという人は
この記事が参考になると思うので読んでみてください。

コミュニケーション能力を着実に向上させる秘訣と方法

 

 

話が噛み合わない相手と円滑にコミュニケーションを行う方法

ここからは
話が噛み合わない人とのコミュニケーション方法について解説します。

話が噛み合わない人と書いていますが、
どんな相手と話をするときでも役に立つ
コミュニケーションの大原則について話をします。

かなり大事な話なので引き続き読んでみてください。

 

相手が「事実、解釈、善悪」どの視点で話をしているか見分ける

人間はなんらかの話をするとき、
3つの視点のどれかで話をしています。

それは「事実、解釈、善悪」の3つです。

 

それぞれを簡単に説明をすると

「事実」・・客観的情報、データ、数字、仕組み、定義、意味
「解釈」・・事実に対する理解
「善悪」・・好き嫌い、良いこと悪いこと、解釈に対する価値判断

以上のようになります。

例を挙げるとよりわかりやすいかもしれません。


「ショートケーキ」
で考えてみます。
「ショートケーキ」をそれぞれ3つの視点で話をするとしたらこのような情報になります。

 

事実・・「スポンジに生クリームを塗ってイチゴをのせたもの」
解釈・・「フワフワな食感」「イチゴと相性が良さそう」
善悪・・「甘くて好き、甘くて嫌い」

 

「ショートケーキ」を3つの視点で考えるとこのようにわかれます。

もう一つ考えてみます。

 

今度は「コロナウイルス」について。
それぞれの視点が情報を考えると

事実・・「症状」「感染者数」「実行再生産数」
解釈・・「高齢者にはハイリスク」「ただの風邪だ」
善悪・・「街を出歩く人はバカだ」「このまま経済を停滞させるのはアホだ」

このようになります。

これが3つの視点です。
人間は基本的にこの3つで情報を処理しているし、
話をするときもこの3つのどれかの視点で話をしています。

 

なので相手と話をするときは、

  • 自分はどの視点で話をしているのか?
  • 相手はどの視点で話をしているのか?

を理解する必要があります。

 

視点が異なると

  • 水掛け論になる
  • 議論が平行線になる
  • 相手と口論になる

といったことが発生してしまいます。

例えば
相手が「事実」の話をしているのに
あなたが「善悪」の話をしていたら
話は一向に噛み合うことはありません。

まずは自分と相手がどの視点で話をしているのかを
きちんと理解しましょう。

 

まずは「事実」を共有することからスタート

話が噛み合わない相手の特徴は先ほど紹介しました。

それがこちら

1.知っている言葉の数(ボキャブラリー)が少ない
2.言葉の定義を間違えている
3. 常に自分の意見が正しいと思っている
4. 誤解を与える話し方をする


このような人と話をしなければならないとき、
どうしたら良いのか?

それは「事実を共有する」ことです。

まずは事実を共有することからスタートしないと、
意味のある議論はできません。

 

特にビジネスの現場や集団決定を行う際には
より事実の共有が求められます。

 

なので、まずは

  • 言葉の意味、定義を統一する
  • 客観的なデータを集めて話をする

といったことがすごく重要です。

”事実”というのは
「どんな相手でも乗らざるをえない土台」です。

つまり、
お互いが必ずYESとなる共通領域で
反対意見とか、反論などが存在しない土台となる場所です。

 

最初に「事実」を共有しておかないと
どこかで誤解が生じたり、

特に話が噛み合わない相手の場合は
いきなり「善悪」の話を持ち出してくる場合があります。

 

そういったことを防ぐためにも
最初は事実を共有しておきましょう。

これがコミュニケーションの大原則です。

 

「解釈」や「善悪」の意見が沢山あるのは良いこと

基本的には「事実」を共有しておけば
おかしな議論にはならず、発展的な話ができるはずです。

ですが、世の中には稀に「事実」対して
「それは捏造だ!」と言ってくるとんでもない人がいます。

そんな人はもう無視して構いません。
そもそもまともな議論をする気がない人なので。

 

大事なのは「解釈」や「善悪」です。

そこには色んな人の色んな意見があります。

 

事実に対する解釈も人それぞれだし、
善悪の判断も人それぞれです。


中には
「え?なんでそんな解釈になるの?」
と驚くこともあるかもしれません。

 

ですが、
色んな意見があることは自分にとって学びになるし面白いです。

自分と意見が違ったときに
「解釈」の仕方が違うのか?
「善悪」の判断基準が違うのか?

といった感じで、
それぞれの視点で違いを考えてみると
より自分を理解することにもつながります。

 

一番良くないのは
「自分の意見は正しい」
と絶対視して他人の意見を聞かないことです。


たとえ自分の意見や考えに確信を持っていたとしても
「もしかしたら間違ってるかもしれない」
というマインドを常に持っていた方が
バランスのとれた思考ができます。

色んな意見が出ることは面白いことなので
楽しみながら話をしましょう。

 

まとめ

今回は
話が噛み合わない人とコミュニケーションを円滑に行う方法
について解説しました。

お伝えたい大事なことは2つです。

1つ目は
人間が話をするときには「事実、解釈、善悪」の3つの視点があること。

そして2つ目は
コミュニケーションを行うときはまず「事実」を共有することから始めること

仕事や恋愛、家族関係や友人関係にも使える
コミュニケーションの原則について解説しました。

ぜひ参考にしてみてください。