こんにちは、KAIです。
今回は「心に残るキャッチコピーの作り方 ディズニー編」
ということで解説していきたいと思います。
僕はディズニーのCMとか好きなんですが、
特に好きなのは、このCMです。
ここに出てくるキャッチコピー、
かなり秀逸じゃないですか?笑
今回はこのCMを参考に
どうやったらこんなコピーを作れるのか?
作り方を解説していきたいと思います。
読んでもらって実践すれば
いい感じのキャッチコピーが作れるようになると思います。
こちらの記事ではキャッチコピーの基本考え方を紹介していますのでぜひ。
あなたの文章が読まれない理由。心をつかむキャッチコピー3つの考え方
目次
なぜディズニーCMのキャッチコピーは心に残るのか?
比喩表現が巧み
キャッチコピーを作るには
様々な手法がありますが
今回のディズニーCMで流れたキャッチコピーは、
ほぼ比喩で作られています。
そしてこの比喩表現がすごく巧みで上手です。
比喩を使うとイメージが喚起されて、
見る側、読む側の心に残ります。
古代ギリシャの万学の祖といわれる
アリストテレスは、
「何よりも偉大なのはメタファー(隠喩)の達人だ」
と言っています。
(後で解説しますがメタファーは比喩表現の1つです。)
比喩は
- 人にわかりやすく伝えることもできる
- 心に残る言葉を残すこともできる
- 言葉に説得力を持たすこともできる
優れものです。
比喩にも2種類あります。
直喩と暗喩(メタファー)です。
直喩とは「~のようだ」「~に似ている」
のように
原型の言葉もたとえる言葉も使う
表現のことです。
それと比較されるのが隠喩(メタファー)。
隠喩(メタファー)とは、
直喩の「~のようだ」を使わずして
「〇〇は△△だ」
と言い切る形として
暗示的にそれとなく伝えることです。
例をあげると、
<直喩>
・「今日の暑さはサウナのようだ」
・「彼女の肌は雪のようだ」
<隠喩>
・「赤ちゃんは天使だ」
・「人生は山のぼりだ」
”たとえる”という意味では同じですが、
厳密にはこのような違いがあります。
ディズニーCMで使われる比喩表現
ではディズニーCMのキャッチコピーでは、
どのような比喩表現、
そして直喩と暗喩どちらが
使われているのでしょうか?
それぞれ紹介していきます。
「物語の世界に飛び込んだ」
・実際の意味:「ディズニーランドに行った」
・表現:隠喩(メタファー)
「特別な友だちができた」
・実際の意味:「ミッキーに会った」
・表現:隠喩(メタファー)

「子どもみたいに笑った」
・実際の意味:「笑った」
・表現:直喩
「君の王子様になってみた」
・実際の意味:「奥さんや娘をエスコートした」
・表現:隠喩(メタファー)
「もっとひとつになれた」
・実際の意味:「仲良くなれた」
・表現:隠喩(メタファー)
「時計の針を止めてみた」
・実際の意味:「みんなで写真を撮った」
・表現:隠喩(メタファー)
「魔法にかかってみた」
・実際の意味:「彼氏にキスをした」
・表現:隠喩(メタファー)
「あなたの夢を楽しもう」
・実際の意味 :「ディズニーリゾートで楽しもう」
・表現:隠喩(メタファー)
実際ほぼ全てのキャッチコピーで
隠喩(メタファー)が使われていることがわかりますよね。
心に残るキャッチコピーの作り方(比喩表現)
キャッチコピーをひと通り紹介しましたが、
おしゃれで印象に残りますし、
ディズニーリゾートに行きたいという
気持ちになりますよね。
(僕だけかもしれませんがw)
じゃあこの比喩を使ったキャッチコピーって
どうやったら作れるのか?
作り方の手順を順番に解説していきます。
手順①:関連したキーワードを書き出す
まずは言葉を別の言い方に変換したり、
関連した言葉を書き出していきます。
例として、
”東京ディズニーリゾート”
で考えてみます。
コツとしたら
「ディズニーといえば〇〇」
「ディズニーリゾートといえば〇〇」
〇〇に当てはまるものを考えてみると書きやすくなります。
たとえば
物語、夢、シンデレラ、ミッキー、ミニー、魔法、姫、王子、アトラクション、思い出、デート、卒業旅行、音楽・・etc
こんな感じで書き出しました。
これで手順①は完了です。
手順②:〇〇を使って伝えたいことを表現する
キーワードを書きだしたら次は、
そのキーワードを使って伝えたいことを表現します。
たとえば
”ディズニーランドはプロポーズにもベストな場所だ”
と伝えたいとします。
この伝えたいことに対して、
自分が関連しそう、なんか作れそう、と思うキーワードを
先ほど書き出した中からピックアップします。
仮に
「シンデレラ」「姫」「王子」「物語」をピックアップしたとします。
あとはこの言葉を必ず使うというルールで、
プロポーズに関するキャッチコピーを考えていくだけです。
キーワードは1つだけ使っても、複数使うでもどっちでも大丈夫です。
実際に書いてみます。
- 「2人の物語がはじまる場所」
- 「今日は世界で一番のお姫様になれた」
- 「シンデレラになれた」
- 「君の王子様になれた」
- 「君のお姫様になれた」
- 「いちばん大切な王子様がいちばんのお姫様にしてくれた」
こんな感じになりました。
少しそれっぽいキャッチコピーができてませんか?(笑)
とにかく数を出していくことが大事です。
最初は慣れないかもしれませんが、
作っていくとだんだんと慣れてきます。
<余談メモ>
今回のディズニーCMのキャッチコピーは「~になれた」「~なってみた」「~できた」など受け身な表現ばかりしています。
「魔法にかかってみた」など・・
これは、「普段はできないけどディズニーランドに行ったからできた」
とイメージさせるように作られています。この辺りもすごく上手ですよね。
キャッチコピーの作り方はこちらの記事でも解説しています。
こちらは「言葉の組み合わせ」で作る方法です。
「言葉の組み合わせ」で科学変化を起こすキャッチコピーの作り方
まとめ
比喩表現というのは、
・キャッチコピー
・説得力をもたせる
・わかりやすく説明する
あらゆる場面で使える優れものです。
比喩が使いこなせるだけで、
キャッチコピーだけじゃなく、
文章自体もクオリティが上がります。
比喩のキャッチコピーの作り方は
- 関連したキーワードを書き出す
- 関連ワードを使って伝えたいことを表現する
この2つだけです。
ぜひ練習して使ってみてください。
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